辺見庸「水の透視画像」
地元の新聞『沖縄タイムス』文化面で、今年二週間に一度?連載されている辺見庸氏の「水の透視画像」を読むたびに、筆の力、文体の力を感じる。成熟した大人の文章の空気感。自らの立ち位置に揺らいだ時、その文章を読む時、落ち着く。
12月26日(金)に掲載された文章は、こういう書き出し。<歴史が暗転するときには街路から「妖気のような、えもいわれぬ気配」がくゆりたつ>…。そして書き終わりの文章<街路からくゆりたつ妖気を、私はなぜかいまにみている。>
くゆりたつ妖気…。気配…。
すぐそこまで来ている新しい時間にさえ、素直な信頼さえもてぬ社会。信頼するに値するものは…。
今年も後3日。







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