ネズミとうさぎの像
アヘン戦争の際に中国(清朝)の建物から持ち出された彫刻作品(金工)のネズミとウサギの像が、オークションにかけられて32憶円?で落札されたニュースは、数日前。落札者の存在が明らかになったのは昨日。
中国の実業家で、中国から略奪された文化財を取り戻す運動を展開している人物らしい。以前も同じ建物の今回同様の動物の彫刻を落札して中国に戻した人物?らしい。
この辺までは、一般の人にも理解できる流れ…。
よくわからなかったのは、昨日の報道では落札者がオークションに提示した金額を払う気はないと話しているということ…。お金を払わないということは、オークションは成立しないということ?問題の像はどうなるの?2番手の人の落札ってこと? 略奪された美術品の今日のあり様に対して、問題提起をした落札金額提示?ってこと????。
私目には、わかりませんでした。
それがイヴ・サン・ローランの遺品というところに、興味も湧きますが…。
この不景気な世の中で「30億」以上の値段も、ある意味政治的ですね。はじめからこうした返還運動の展開から基本値を高く設定した可能性もありますね。そうだとすると二重に搾取されることになる。本来の美術品価値とは異なる<ドラマ>への付加価値の方が高いともいえますね。
やりきれませんね。
ただ、戦争の結果、また植民地の宗主国と支配される地域との関係で、こうした文化財・美術品・図書・歴史文書など、さまざまなものが勝った側の戦利品として略奪されることは、人間の歴史の中ではめずらしくない。
略奪だけではなく、破壊や焚書なんて行為もめずらしくなく…。有名なところでは、大英博物館のアフリカやアジアコレクショの数々。日本国内にも、たくさん存在します。
映画「インディージョーンズ」の最近の作品は、こうした面からドラマが立ち上がる…。しかし、持ち出された方は、所有権を盾にやはり「返還」を望むのは当然と言えば当然…。
沖縄でも太平洋戦争で、国外(アメリカ)に持ち出されたさまざま物が、戦後時にふれ返還されたりするニュースは現代問題。
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