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盗難と破壊 ヘンリー・ムーア作品

Photo  昨日のTVニュースで取り上げられていた話題から一つ。
 ヘンリー・ムアー(Henry Spencer Moore 1898年7月30日~1986年8月31日)は、イギリスを代表する有名な彫刻家。長生きしたこの作家の作品は、「彫刻は野外の芸術である」と彼自身が語っていたこともあって世界中の美術館・公園などにパブリックアートとして野外 設置されることも多い。
 日本にも20世紀彫刻として作品を収蔵している箱根の彫刻の森美術館をはじめとして、美術館も多い作家でもある。
 2005年12月にイギリスのムーアー記念財団の庭に展示されていたブロンズ製「横たわる像」(1969-70制作・長さ3メートル、高さ2メール、重さ2トン)が盗難にあった、その後のニュース。
 推定価値約4億3000万円(300万ポンド)の作品が、熔かされ銅材として約22万円(1500ポンド)で、金属需要の高い中国に売却されたのではないかと、警察が推測しているとの報道(17日付の英日曜紙オブザーバー)がなされた。ただこれは事実かどうかははっきりしていない。どうなんだろう???。手間をかけ熔かして22万で、中国へ売却すると、手間の割りには利益は少ないように思えるのだが…。
 数年前から日本各地で、お寺や博物館の梵鐘(銅)の盗難や建築材料からガードレールまで金属製品が盗難にあうというニュースが流れて、やはり金属需要の高い中国へ売却される目的という点で時期的に重なる。日本は中国に近いのでわからなくも無いが、イギリスからというのは?どうなんだろうか?
 金属は熔かしてしまえば何度も利用できたりする。戦争時の金属製品献納運動なども歴史の中では展開するけれど…。
 何年後かに、発見されましたというニュースを期待したいものです。
 

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