天安門事件から20年
6月4日は中国・天安門事件から20年目に当たるそう。
1989年当時、私は南九州にある大学の学生だった。
中国の留学生も増え始めた頃で、連日のニュースに中国の留学生の緊張感が院生室の中にも張りつめていた。留学生にいつものように気軽に声がかけられない雰囲気だった。
騒動を鎮圧しようと軍部が、強攻な手段で、学生や活動家にも死者が出ているニュースが繰り返される中、留学生達は、抗議・追悼集会開いたりしていた。
中国でも大学生が多くいる現在と違って、当時の大学院の留学生は中国の知識層だったと思う。
「中国に帰れないかも…」と連日話していた女子学生は、卒業を待たずに日本人と結婚し日本に残った。
他の人は、その後どうしたのかしら?
20年目のニュースで、ふっと彼らの事を思い出している。
それから時間は流れ…2000年代を通して中国からの留学生に「天安門事件を知っているか」と尋ねると、ほとんどの「知らない」という。しばらく滞在時間が過ぎると「日本に来て初めて本やネットで知りました」と…ショックだっだと彼らは答える。
中国国内では20年も情報が遮断されている状況で歴史としても教えていないのだと、数日のマスコミでも伝えてた。若者たちにインタビューという形で取材していた。
時間の中で消えていく記憶ではなく、初めから<公的に与えられない管理された記憶>ということになる…。
| 固定リンク
「日々の移ろい」カテゴリの記事
- ハンス・ホルバインの絵(2009.09.09)
- 映画「ヴィヨンの妻ー桜桃とタンポポー」(2009.10.17)
- 9月夏の終わりの京都(2009.10.03)
- 「もったいない」の言葉(2009.09.07)
- 期日前投票(2009.08.25)


最近のコメント