映画 「夏時間の庭」
何百という数のレポートを読み続ける時間が数日続く…ちょっと気分転換にと桜坂劇場に出向きました。
フランス映画「夏時間の庭」オルセー美術館開館20周年記念作品で、監督・脚本オリヴィエ・アサイヤス。
フランスの郊外に住む女性…著名な画家の大叔父のアトリエと彼が愛した美術品に囲まれて暮らす彼女が亡くなり、それぞれの人生を歩む彼女の3人の子供達とその家族が、思い出の空間や遺品の美術品と向き合うドラマ。
やわらかい陽光があるれたフランスらしい庭…壁にかけられた絵画やアール・ヌーボーの机や家具、ガラスの花器など、銀の食器などなど…撮影の為に美術館や個人のから借り出されたものだそう…やはりおしゃれで美しい。
日常生活の道具として、人々の時間の中で使用されたそれらは、価値はみとめても<使用>することがのぞまれなければ、別の価値をもっていく。
<美術品>だったり<骨董品>、<がらくた>などなど…。美術館へ引き取られたり、売却されたり…。
印象派の絵画のようなお庭の風景で…女性の観客がおおかったです。
娘役の女優・ジュリエット・ビノッシュ、久しぶりに観たが、アメリカでくらすデザイナー役で金髪でポップな彼女…見慣れるまでちょっと時間がかかった。
次男は中国上海でビジネスをしている設定。
1世代でも家族が世界に拡散して存在する<在り様>は、めずらしくない時代。
多かれ少なかれ、受け継ぐものがどのようなものであれ、財産(家や美術品なども含む)をどうする?といった同じような会話は、あちらこちらで聞えてきます。
それが「時間が流れる」ということなのでしょう。
| 固定リンク









最近のコメント